元タレントの中居正広さんと女性のトラブルへのフジテレビの対応が問題視されている件で、親会社であるフジ・メディア・ホールディングス（FMH）の社外取締役らで組織する「経営刷新小委員会」の議論が、3日に始まったことがわかった。フジとFMHの双方で社外取締役を務める文化放送の斎藤清人社長が同日夜、報道陣の取材に明らかにした。刷新委の役割について、「3月末を目標とした第三者委員会の結論が出るまでの間に、フジがどういうふうに変わっていくのかを表明できる材料を送り出していきたい」と話した。
刷新委は、斎藤氏らFMHの社外取締役7人が先月27日、ガバナンスの立て直しや信頼回復のため設置を要望し、30日にFMH取締役会のもとに設置されていた。斎藤氏は「可能であれば、来週中には臨時取締役会を開催したい」と述べた。
